No.012-こどもでもコンタクトレンズは使えるのか
可能です。ただし原則的には、コンタクトレンズは高校生になってからが好ましいと思います。理由は「管理の問題」です。
コンタクトレンズの洗浄や保存などの管理をお子様に任せきりになり、おろそかになると、コンタクトレンズに細菌が繁殖しやすくなり、角膜潰瘍など、思いがけない眼の病気を引き起こすことがあります。
なので、当院では中学生以下の方にコンタクトレンズを処方する場合は、親御様に洗浄や保存などの管理を行っていただくよう、お願いしております。
小学生の方には基本的にはコンタクトの処方は行っておりませんでしたが、バレエの発表会やバスケの試合などで、どうしてもメガネでは困るというご要望が多いので、小学校6年生(場合によっては5年生)から処方することになりました。
ただしコンタクトレンズには子供用の大きさというものがなく、大人用の大きなものになるので、毎日つけていると黒目の酸素が不足したり、コンタクトが動きにくくなってコンタクトと黒目の間の涙液の循環ができなくなる可能性があります。なので、必要時のみつけるということが望ましいと思います。