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よくあるご質問

よくあるご質問

No.005-近視は治るのか

治るものと治らないものがあります。

■治る可能性のあるもの
小学生など、こどもは目が柔軟なため、大人よりも近くを見る力が非常に優れています。でもかえってこれが災いし、本を読んだり携帯ゲームなどをやるだけで、ピントが近くによったままもどらなくなってしまいがちです。
遠くをみようとしてもピントが近くによってしまったままなので、視力表の0.3とかまでしか見えないのです。

ただこの場合は、ピントがよってしまっているのは一時的なので、遠くを見る、ピントを遠くに戻す目薬などで視力が戻る可能性はあります。
当院でも小学生でこの可能性がある場合は、ご希望に応じて目薬の治療を行っております。小学生でも目の形自体が近視になっている場合もあるため、必ず視力が上がるというものではありませんが、メガネを避けたい場合など、トライする価値はあると思います。

■治らないもの
20歳をこえて視力が悪い場合は、目の形自体が近視の形になっていることが多いので、これを治してずっとメガネやコンタクトいらずになるためには手術しかありません。
手術は黒目の表面をレーザーで削るレーシックをはじめ、眼内レンズなど色々あります。

No.004-使い捨てコンタクトのほうが目にいいのか

その通りです。理由は単純です。
「汚れる前に交換してしまうから」
ただしワンデーではない、2週間タイプや1か月タイプなどは、毎日交換するわけではないので毎日のこすり洗いをしっかりしないと、すぐに汚れがたまって結膜炎になります。実際に一番トラブルが多いのはこれらのレンズでもあるのです。
毎日のこすり洗いが面倒でどうしてもさぼりがちになる、という方にはこすり洗いの不要な洗浄液があります。
詳しくは眼科検査の際にご相談ください。

No.003-ソフトとハードはどちらがいいのか

私の意見としては「ハード」です。
ハードの方が直径が小さいので、黒目全体を覆わないため、酸素不足になりにくく、乱視も自動的に矯正されるのでくっきりみえます。結膜炎にもなりくい。
ただし、つけ始めがゴロゴロするので、慣れるまでが大変です。あとは何十年も使うと、まれにまぶたの腱がのびて、まぶたが落ちてくることがあります。
実際にはとっつきやすい「使い捨てソフト」がいちばん人気です。ほぼ毎日使うとしたら、年間の費用は
ワンデー>2週間使い捨て>1か月使い捨て>使い捨てでないソフト
となり、年間でみるとワンデーがもっとも高いです。
そのかわりワンデーは毎日交換するので結膜炎などのコンタクトレンズトラブルが少ないです。長く使うレンズ程、汚れがたまりやすく、2次的にドライアイや充血を起こしやすくなります。
「ソフトだとすぐ充血するので、ワンデーにしたいけど高くて無理だ」、という患者様には2週間使い捨てコンタクト+こすり洗いのいらない強力洗浄液をおすすめしております。
収益が上がらないためか、コンタクトレンズ専門店ではあまり勧めないようですが、私はコンタクトでアレルギーを起こしやすい患者様にとってはうれしい組み合わせだと考えており、積極的にお勧めしております。

No.002-健康診断で視神経乳頭陥凹と指摘された

人間ドックや健康診断で、「視神経乳頭陥凹」とか「視神経乳頭陥凹拡大」などと、書かれていることが時々あります。

これは、健診の時にとった目の奥の写真(眼底カメラ)を、健診担当の眼科の医師がみて、そこに写った目の神経(視神経乳頭)を観察し、診断しています。

脳から神経が出て、目に入ってきたところが視神経乳頭です。
視神経乳頭にはもともと少しへこみ(陥凹)があり、陥凹自体が病気ではありません。しかし、陥凹が大きい場合は、緑内障が疑われます。ですので、「緑内障の疑い」と診断されたと理解して下さい。

とはいえ正直なところ、健診結果に視神経乳頭陥凹拡大とかかれていても本当に緑内障になってしまっている方は一握りです。

なのであまり絶望的に考える必要はありません。あくまで健診というスクリーニングのため、少しでも疑わしい所見があれば「眼科で精密検査を」となるわけです。しかし健診で緑内障のサインがわずかでもあるということは事実なので、必ず眼科を受診するようにしてください。
検査は眼科一般検査に加え、緑内障は視野が欠ける病気なので視野検査も必要となります。視野検査に異常がなければ緑内障は否定されます(一部のまれで特殊な緑内障は除く)。
万一本当に緑内障だった場合はまずは目薬の治療となります。加えて定期的な視野検査で悪化していないかどうかみていきます。
緑内障だったとしてもほとんどの人は目薬のみで病気の進行は止まります。加えて目薬も毎日一日1回か2回だけ点眼すればよいものがほとんどなので、治療自体はストレスのかかるものはありません。

まれに、目薬だけでは視野が欠けていくのが止まらないケースがあるので、その場合は、レーザーや手術による治療も必要になることもあります。

No.001-視力が落ちない食事はあるか

患者様からよく聞かれるのが、「目にいい食べ物を教えてください」という質問です。他の眼科では「現実はたかが食べ物で目がよくなることはないなあ。目薬や手術で治療しなくては効果がないですよ」といわれることもしばしばのようです。

医学部では栄養学の授業はない上に、特に眼科医は、臨床の現場に出てからも、ひたすら外来・病棟・手術・論文で忙しいため、栄養学に関しては疎くなりがちです。そのため、眼科の先生は栄養と目についてはあまり重視しない傾向にあります。

独学で、栄養学や東洋医学を学ばれる熱心な先生もおりますが、他の業務も忙しいために、栄養士に匹敵する知識を習得するのはなかなかに困難なのが現実です。

そのため、食べ物に関して聞いても詳細な回答は期待できないでしょう。そこでインターネットや書籍などを検索するのですが、世の中には視力が回復する食事やサプリメントの情報があふれています。

たとえば・・・
ブルーベリーを食べれば目がよくなり白内障にならない!!
○○のサプリメントで目の病気が治る!!
などなどです。

たしかにブルーベリーにはアントシアニンが含まれており、ものを見る「網膜」の成分として欠かせないものです。これ自体は事実なのですが、では毎日毎日たくさんとれば、その分だけ眼もよくなるのか、というと、実際はそうでもありません。

実は果物の過剰摂取は、肉の脂肪分を食べるよりもすっと太りやすく、最悪、糖尿病を引き起こす可能性もあります。ブルーベリーは果物の中では比較的低カロリーですが、ブルーベリージャムなどは高カロリーです。

大学病院時代、糖尿病網膜症の患者様で「眼にいいと聞いたから、毎日ブルーベリージャムをたくさん食べている」とおっしゃっていた方がいたのですが、そのために糖尿病の血糖コントロールがうまくいかず、ブルーベリージャムをやめてもらうのに一苦労した経験があります。

ブルーベリーを含め、目にいいサプリメントを執拗にすすめる業者は、実際に患者様に向き合って治療した経験もなく、ネットで調べたりしただけの知識で過大広告をうたっている場合がほとんどです。

そういった者ほど、利益優先です。大切な目を守るためにも、これらに振り回されないことが肝要です。 参考までに眼に関係する栄養素を以下にあげます。

・ベータカロテン(ビタミン前駆物質)
– 小松菜、ほうれんそう、かぼちゃ、にら、にんじん、ブロッコリー、ミツバ、モロヘイヤ、アンズ、スイカ、ビワ
– 夜盲症の予防(抗酸化作用→目の細胞や粘膜の新陳代謝を保つ)

・ビタミンA
– レバー(牛肉・鶏・豚)、うなぎ、にんじん、かぼちゃ
– 夜盲症の予防(抗酸化作用→目の細胞や粘膜の新陳代謝を保つ)、網膜や粘膜を保護、ドライアイ改善

・ビタミンC
– 赤ピーマン、芽キャベツ、レモン、アセロラ、ゆず、キウイ、オレンジ
– 白内障の予防(水晶体の酸化防止・透明度を保つ)

・ビタミンE
– かぼちゃ、アーモンド、うなぎ、子持ちカレイ、キングサーモン、ツナ油漬け、植物オイル
– 疲れ目・老眼(血行促進作用)

■ビタミンB群
ビタミンB群は、B群全体が相互に働きあい、作用を強める。視力低下防止、目の疲れを回復充血を回復。

・ビタミンB1
大豆、えんどう豆、きな粉、グリーンピース、豚肉、うなぎ、たらこ、玄米
視神経の働きを促進
目から脳への神経伝達機能を正常に保つ

・ビタミンB2
牛乳、ヨーグルト、レバー、うなぎ、さば、サンマ、納豆
視神経の働きを促進、目の細胞の再生、充血と疲れ目を回復

・ビタミンB6
– レバー(牛・鶏)、かつお、マグロ、バナナ、さつま芋
– 皮膚や髪、歯などの健康維持に役立つタンパク質の分解や再合成に欠かせないビタミン。脂質の代謝をサポート。

・ビタミンB12
– 赤貝、あさり、牡蠣、レバー(牛・鶏)、わかさぎ
– 造血作用にかかわるビタミン。不足すると視神経症がおこることがある。

・ポリフェノール(カテキン類)
– 緑茶
– 殺菌作用、虫歯・口臭予防、抗酸化作用
・ポリフェノール(アントシアニン類)
– ビルベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、カシス 眼精疲労の防止。近視の進行防止
– (夜間の視力アップや眼精疲労回復)

・カロテノイド(キサントフィル類)
– 卵黄、ほうれんそう、ケール、ブロッコリー
– 老人性白内障の予防、飛蚊症、黄班変性の予防(水晶体・網膜の酸化防止・紫外線ダメージ防止)

・カロテノイド(カロテン類)
– トマト 抗酸化作用
– 紫外線ダメージを防ぐ

・カルシウム(ミネラル)
– 緑黄色野菜、乳製品、納豆、魚介類、海藻類
– 眼球の壁である強膜の機能アップ

・マグネシウム(ミネラル)
– ひじき、昆布類、のり、ほうれんそう、パセリ、豆類、納豆、玄米
– まぶたのケイレンの予防、緑内障(房水の流出をコントロールする効果があるとされる)、(眼球の血液循環維持)、神経の興奮を抑える、血管を広げ血圧を下げる

・DHA
(ドコサヘキサエン酸)不飽和脂肪酸 マグロ、マグイ、ブリ、アジ、イワシ、うなぎ、サバ、サンマ 神経の発達・維持

・タウリン(アミノ酸)
– タコ、イカ、貝類全般など
– 目の疲れを回復、視力回復、目の健康維持、紫外線による目のダメージを回復
目に良いとされる栄養素だけでこんなにあります!

はっきりいって毎日毎日全種類食べることは不可能だと思います。
でもバランスよく栄養はとりたい。ではどうすればよいか?・・・そのためには逆転の発想がよいと思います。

つまり「何をたくさん食べればよいか」ではなく「最近、何が足りていないか」です。

1日に必要な栄養素を「過不足なく」とるためには、「食品群」を利用すると良いでしょう。
(外部リンク)栄養と健康・食事群|日本医師会

家での食事でも、外食でも、「食品群」のそれぞれのグループから、偏りなく、食べるようにすると、栄養バランス良く食べることができています。

さらにバランスの良い献立を考えると、主食、主菜、副菜とこの3つがそろう献立にすると、とても体に良く、栄養バランスのとれた食事になります。これ以外に、汁やデザートをつけるとさらに充実した食事になります。
この食事献立は、国が推進している「食生活指針」でも取り上げられています。

・「主食」とは
主にエネルギー源となる、ご飯やめん、パンが主となる料理のことです。

・「主菜」とは
主に、タンパク質や脂質の供給源となる、肉や魚、卵や豆製品が主となる、その日のメインとなる料理のことです。

・「副菜」とは
主に野菜や、きのこ類、いも、果実が主となるおかずのことです。

この3つのどれかが欠けても、多過ぎても、栄養的には過不足が生じてしまいます。

栄養バランスの良い食事をするためには、この3つをそろえ、主菜が2つあることや、主食の量が多すぎることがないようにしましょう。

また、1食の中に同じ調理法を重ねたり、1日の中では、同じ食品や材料を重ねないことも大切です。

やはり視力回復効果のあるものを積極的にとりたい場合には、デザートに使用する果物を、ビタミンCを多く含む果物に変えたり、主菜に、ビタミンAやビタミンB1B2を多く含む食品にするというように、決して普段の食事にプラスするという考えではなく、普段の食事の食材をおきかえるというように考えてみてください。

サプリメントを使用する場合は、本来毎日の食事から栄養素はとるべきものであり、食事の代わりになるものではないということを頭においてください。
摂取量が多すぎると過剰症が出るものもあります。
医師や、薬剤師に相談し、適正量を守るようにしましょう。

あくまで普段の食事から改善していくのが基本です。また上記と全く違う角度から食事を考える方法もあります。当院では月に一度、漢方・生薬研究に40年携わった薬剤師の先生を招へいして、カウンセリング(漢方眼科)を行っております。

漢方眼科のみにいらっしゃる患者様も多く、眼精疲労から始まり、緑内障やドライアイ、黄斑変性などなど、相談の内容は多岐にわたります。

またカウンセリングの際には薬剤師のカウンセリングとは別に、専属の栄養士による栄養指導も付属で行っております。

栄養指導では、患者様の症状に応じて

1.上記の表にあるような食材をつかった西洋医学的に理想的なレシピ
2.それとは違った漢方(東洋医学)で良いとされる食材をつかったレシピ

の2点を資料として解説・お渡ししております。
冒頭で申し上げたとおり、食事=栄養に関しては専門資格である、栄養士が一番詳しいため、当院では眼科分野を研究している専属栄養士を配置しているというわけです。

ご希望の方はどうぞ受付でお申し付けください。

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